[酒処えのき]渋谷のんべえ横丁  東京、渋谷で美味しいお酒とワイン。
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ホーム ラテンジャズで、えのきの空気を聴く。
Sou Brasileira
現在のブラジルの音楽は女性の時代。色とりどりの花が咲き乱れ、美しさを競い合うブラジル音楽の花園。そこにまた新たな一輪の花が咲い た。それが、このアルバムの主人公、パトリシア・ロマニア。
JAZZ FOR SEASONS IN LOVE
今回は、春夏秋冬、季節の様々なシーンの愛の物語を歌った、ロマンティックなジャズ・スタンダード集。
全て、女性ジャズ・ヴォーカル。まずは、カ ナダ出身で、2008年スムーズ・ジャズ・アワードに輝いた、Carol Welsman、同じく80 年代から活躍する、Ranee Lee、ポップ系シンガー、Johanne Blouin、3度に渡り、グラミー賞ノミネートされているKarrin Allyson等々による名曲カヴァーは、どこまでも心地よい。おすすめです。
GETZ/GILBERTO
1960年代、57年の映画『黒いオルフェ』の音楽を書いたブラジルの作曲家アントニオ・カルロス・ジョビンらの活動から発生した、「ボサノヴァ」という 新しい音楽が隆盛し始めていた。白人サックス奏者、スタン・ゲッツはボサノヴァに興味を示し、ギターのチャーリー・バードと『ジャズ・サンバ』を録音する が、これがヒット。続いてゲッツはジョビン、ジョアン・ジルベルトとともに本盤を録音する。
オープニングを飾るのは、最も有名なボサノヴァ曲「イパネマの娘」。原詞ポルトガル語で歌うのはジョアン、続いて英詞を歌うのはジョアンの妻、アス トラット・ジルベルトだ。アストラットはこれが歌手デビューではあったが、技巧を感じさせないクールな歌唱で人気者となる。ほかにもボサノヴァ・スタン ダードが多く演奏されるが、クールなサウンドにゲッツのサックスが見事にはまる。アルバムは大ヒットし、グラミー賞も獲得したが、賞よりなによりも、ボサノヴァを全世界に広めた本盤の功績は計りがたい。(高木宏真)